賃貸では要注意!台所の換気扇を傷つけない掃除のポイント
戸建て住宅とは異なり、賃貸物件はあくまでも借住まいのため、うかつに換気扇を傷つけると後々になって面倒なトラブルにつながる可能性があります。
今回は賃貸物件にお住まいの方向けに、賃貸で注意すべき台所の換気扇掃除のポイントについてくわしく御紹介していきます。
台所の換気扇掃除以外にも、賃貸物件で想定されるトラブル集についても御紹介していきます。
【変色や変質に要注意!台所の換気扇掃除でよくある賃貸トラブル】
賃貸の台所の換気扇掃除で気をつけるべきなのは、台所の変質や変色です。
換気扇の汚れを確実に落とそうと強い薬剤を使ってしまうと、換気扇だけでなく台所まわりが変色、または変質を起こしてしまい、二度ともとに戻せなくなります。
とくにアルミ製の台所や換気扇に対してアルカリ性の薬液を吹きかけてしまうとほぼ間違いなく変色が起き、賃貸物件の場合には賠償の対象になりかねません。
また、外し方にも注意が必要で、長年使い込んでさびついた換気扇を無理に取り外そうとすると土台から破損する可能性があり、二度とファンが使えなくなることも充分に考えられます。
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【思わぬ賃貸トラブル!どこまでならセーフ?】
台所や浴室などを自分で掃除しようとしてうっかり壁や床を傷つけてしまうのはわりとよくあることです。
戸建て住宅であればすべて自己責任ですが、賃貸の場合はケースバイケースで免責事項と見なされる場合があり、掃除ひとつとっても明確なルールが適用されることになります。
基本的に、賃貸物件の掃除で台所などを破損した場合はただちに大家または管理人に報告するのが正しい手順であり、そのまま放置していると多くの場合ますます変色や変質が広がり、本来免責事項として見なされるケースであっても弁償の対象として見なされ、コストがよけいにかかってしまうことになります。
台所にかぎらず、掃除を行う際には必ず金属の材質を確認し、相性の合うキッチンクリーナーを使用して変色や変質をふせぎましょう。
賃貸物件にお住まいの方、あるいは今後転居を検討している方は、台所まわりの掃除などを慎重に行うようにしましょう。
強すぎる薬剤などで台所まわりを変色させてしまった場合、それがたとえ不可抗力であったとしても弁償の対象として見なされるケースがあります。
後々になって予期せぬトラブルに巻き込まれることのないように、定期的に賃貸の入居ルールを細かく確認することも大切なポイントです。
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